うお座の生き様
しいたけ占いを毎週の楽しみにしているのだけれど、しいたけさんの描くうお座はよくあるふわふわロマンチストじゃなくて、もはやロックな感じさえしているところがあって、私の中にあるエッジが効いた部分と合致するので信頼している。
2月から3月に生まれたうお座の私たちは生来の末っ子甘ったれ気質は確かに持っているんだけども、その中で早生まれならではの諦念みたいなものも幼い頃から育んでいく。幼い頃のフィジカルの差は絶対的なもので、身体が一通りできるまでの十数年間を圧倒的不利のまま生き抜かなければならない。
だからこそ、うお座の末っ子甘ったれ感は戦略性に基づいた擬態だと私は思うのだ。力で敵わないのがわかっているから、私は敵ではありませんと両手を上げるようなものだ。そうしてやっと身体が追いついてから、本来の性質を露わにすると、幼いころの我慢が強かな心を作り上げているというわけ。
そんなことはないという人ももちろんいるだろうけれど、私を含め知り合いの何人かのうお座さんたちは多かれ少なかれ強かなところを持っていた気がするのであるよ。