一期一会
柴田元幸さんの「物語を楽しむ」。4月の下旬に出た本だがAmazon直取引で売り切れになっていた。もちろん世の中にはまだあるのだが、それにしたって早すぎないか。
本は見つけた時に買わなければ、もう出会えないかもしれない。分かっていながら、あまり裕福ではないために躊躇い、同じ過ちを繰り返す。
個人的には、国会図書館あたりが音頭をとって、納本の際に電子書籍の納本も義務付けてくれることを切に望む。著者が一般流通を望まないならそれでもいい、データとして保管しておいてほしい。ついでに言うならオンデマンドでモノにするシステムを作ってほしい。あ、そうすると古本の流通に影響するか……?
ちなみに数年前古本屋さんで買った海外小説の下巻がどこにもなくて、気になってどうしようもないのだ。中古ではプレミアついてて、近隣の図書館にはないので。