鼻から吸って口からこぼす

おや、いらっしゃい。なにかお探しで? その我楽多ね、画面に不定期になにか出てくるんですよ。ぷろぐらむとかいうやつですかね。なんの役にも立ちやしないのに。物好きですねぇアナタ。はあ、左様ですか。なんですかねえ、決められたことだけしていれば楽に生きていけるのにねえ。そう思いません? あらそう。アナタみたいな人を物好きって言うんですよ。つける薬もありゃしねぇや。

レポートが書けない(9月7日)

 我ながらちょっと打たれ弱いなと思うのだが、自分が書いたものに対して散々な言われ方をすると「殺せえええ」とか叫びながらのたうち回りたくなる。人格否定でもなんでもなく、的確に足りないところを指摘されただけなのだが。

 レポートを書かせるとよくそういう羽目に陥る。エッセイのように好き勝手書いていい文章ならお世辞も込みでほめられるが、本に書いてあることをまとめて自分の意見を言うのはどうもうまくいかない。自分の要約は著者の意図をきちんと汲めているのかなどと無駄に空気を読もうとしてしまうのかもしれない。

 ここ最近、何度も注意されているのは、序論本論結論の型にはめて書けということである。本レポートでは◯◯について述べる、などという堅苦しい書き出しをすると鳥肌が立つのは私だけであろうか。だって中身は私ごときが書いた実のない文章であるわけで、そんな文章に述べる、とか痒すぎる。

 意味が分かってない言葉を使うのも痒くなる。新年明けまして、は分かる。でも謹賀新年をはじめ、お慶びを申し上げるとき何に謹むのかが私にはわからないので、自分では使わないことにしている(印刷されているのは使うこともある)。

 身の丈にあった言葉を使うと言えば聞こえはいいが、そんなこんなで私の文はひらがな率が高い。バカっぽいがバカだから仕方がない。カッコつける奴の方がバカであるよ。