眼鏡事情
先日の健康診断で少し視力が落ちてしまったため、家人と眼鏡を作りに行った。眼鏡を当日渡しってすごいといつも感心する。私のものは加工に日にちがかかるそうで、在庫があった家人のものだけ受け取って帰ってきた。
とても気持ちのいい接客で良い買い物ができたのだが、それでもどうしても「売りっぱなし」感を感じてしまうのは、分業制だからかもしれない。売り場と視力検査と会計と受け取りが全部違う人で、都会の駅前という立地柄そうやって合理化しないとスムーズにお客を捌けないのはわかるが、目まぐるしさに疲れたのと一抹の寂しさを感じる。
私の地元には眼鏡販売の業界では有名な企業があり、スーパーのテナントによく入っているのだが、
とにかくアフターケアが充実していた。ダイレクトメールはどこも送ってくるけれど、セールのお知らせだけでなく毎年メンテナンスに来てくださいというハガキが来る。クリーニングだけでなく鼻当てやテグスの交換と視力検査をしてもらえるので、視力が落ちたので新調しようとなると、自然とそこで買うことになる。
もちろん、クリーニングも鼻当ての交換も、お願いさえすれば快くやってくれるのは知っている。でも本当ならずっと付き合っていける店がいい。できれば担当者が決まっているとなお嬉しい。キクチメガネ、都内にも出店してくれないかなあ。